オーガニックコットンのkurumu

オーガニックコットンのガラ紡糸をつかってポーチをつくりました。
kurumu(くるむ)という名前で制作している定番商品です。

ボリュームのあるコットン糸をみっちりと織り込んでいるので、ぽってりと弾力のある生地に仕上がりました。

いつも通りシンプルですが、手仕事の良さをかんじられる商品です。

ものをていねいにくるむ行為は、自分の身の回りの物を愛しむことにつながるんじゃないかなぁ…などと、壮大なことをぼんやりと考えながらつくっている、そんなシリーズです。

詳細はウェブショップよりどうぞ。https://madokayuki.theshop.jp/categories/3283818

藍染めのkurumuを再販しています。

定番商品のkurumu、藍染バージョンを再販しています。
https://madokayuki.theshop.jp/items/31206686

以前つかった糸は手に入らないため、別の藍糸で織っています。
以前のものより少し細めの糸で、糸の節のでこぼこが素敵な風合いを生んでいます。無地でシンプルだけど、既成品とはちがった味わいを感じていただけると思います^^

繊維や節を処理しながらていねいに織ります

おそろいのバッグもあります!https://madokayuki.theshop.jp/items/33973613

夏はもちろんですが、冬の藍小物も粋ですよねー。

小さな手提げバッグ

麻とオーガニックコットンの布で、小さなバッグを制作しました。

スマホ、小銭入れ、キーケース、リップクリーム。容量としてはこのくらいでしょうか。紙ものならA5サイズまで入ります。

ひとつで身軽に、サブバッグとして貴重品入れに。使いやすいサイズ感だと思います。

やわらかくて、すこしぽってり厚みのある生地。布の魅力もよく出ている。良きかな。

とてもシンプル。何の変哲もないように見えるかばん。この小さな手提げの中に、こだわりを詰め込む。好きになってくれる人が好きになってくれるといいな、と思いながら。

たくさんの人にウケたいとは今は思わない。ふつうのものを大切に作り続けたい。

tsutsumu #natural

tsutsumu(ツツム)の新作ができました。
麻とオーガニックコットンの素朴なポーチ。
色あい、風合いともに、手織り手染めの良さがよく出ていると思います。

今回はいつものサイズとひとまわり大きなLサイズの2種類制作しました。

Mサイズは、お茶席で使われる「数寄屋袋」のサイズを参考につくっています。
和装小物としてはもちろん、ふだんの小物入れとしても使えるおさまりの良いサイズです。

今回はじめてつくったLサイズは、iPadの大きさから計算してつくっています。
だいたい11インチまでのタブレットを収納できるサイズにしてみました。

文庫本との比較です。

こちらは幅が25㎝と大きく、シンプルですが存在感があります。
1点もののタブレットケースをお探しの方はぜひどうぞ。

同じ布でつくった小さなポーチ(kurumu)も素敵に仕上がっています。
並べるとかわいい~

kurumuと tsutsumu が出来上がり、次は同じ布でポシェットとトートバッグを作っています。

布を裁つ…手間暇かけて織った布だから、とても緊張する瞬間です。

なるべくなるべく、ていねいに余すところなく使いたい…
良い仕事をしたい。良い道具を届けたい。

だから、考えて、計画して、こつこつ仕上げることが大事。
日々考えながらデザインしています。

誰かのお気に入りになりますように。

おそろいのミニバッグもあります。https://madokayuki.com/mini-bag/

ヘッドバンドと小さなハンカチ

新作のヘッドバンドとハンカチをウェブショップにアップしました。

linen headband #泰山木 https://madokayuki.theshop.jp/items/32779276
linen minihandkerchief #泰山木  https://madokayuki.theshop.jp/items/32729380

ヘッドバンドにはたっぷりのギャザーを。
ハンカチには縁にリネン糸のステッチを。

泰山木染めの落ち着いたデザインだけど、すこしだけ甘さも取り入れて…
よいかんじに仕上がって気に入っています。

これは私がつかっているもの。新品のころよりも布がなじんでかっこよくなっています。

こだわりポイントは、布端を後ろのゴムに入れ込めば頭をすっぽり覆うことができるところ。
私の場合は仕事柄、梱包作業のときには絶対に髪の毛を落としたくないのですが、後頭部も覆える幅広のものがなかなかなくて…「じゃ、作っちゃお~」と思ったのがはじまりです。

そこから幾つかの試作を経て商品化しています。なので使い勝手は(わたしの)お墨付きです…

あ、もちろん、ふつうにヘッドバンドとして使ってもすごく素敵ですよ。
ゆるめに作っているので頭を締め付けないし、そのぶんギャザーが綺麗に出ます。

小さくてシンプルなハンカチもぜひ。
おなじ泰山木染めのリネンガーゼを2枚仕立てにしてあります。
やさしい使い心地。

ブランケットステッチは時間がかかるし手間なんだけど、どうしても入れたかった。かわいいから…☺

かわいいわぁ~。
ヘッドバンドとセットでプレゼントにもどうぞ。

泰山木のストール

泰山木の果皮をつかったショールです。

祖父母の庭の大きな大きな泰山木。大好きな庭の、思い出の木。
松ぼっくりのような果皮を煮出すと、ほうじ茶のような、紹興酒のような…
甘い香りが漂います。

媒染には鉄とアルミを使います。

このごろは錫や銅などの重金属の媒染剤は使用していません。

素敵な色を得たい、もっといろいろ試したい!と思う反面、何のために手で染めているんだろう?と自分の気持ちに立ち返ると、それらを使うことはポリシーに反するな…と思うようになったからです。

キッチンで染められるくらい身近で誰でもできる仕事。そこから離れていく必要はない。エコ、とまで言わなくても、自分のエゴで突き進むのはオシャレじゃないなぁ、と。

わたしの中のオシャレの定義は、ひとりよがりでないこと。流行を追わなくてもよいということ。本当に好きなものを纏えばよいということ。そんなかんじのことを漠然と思いつつ、日々制作をしているのであります。

来る日も来る日も染めたり干したりまた染めたり…

そうして取り出した色たち。ひとつの植物からこんなに多彩な色たち。カラフル…に見えます。わたしには。

今回作ったのはこの布たちのパッチワークストール。

ただただ、いっぱい色!すごい!好き!と楽しんで、惜しみなく布をツギハギしてつくりました。楽しかった。

60×140 幅広め、丈短めです。フリンジは付けませんでした。

巻もの、夏のブランケット、のれん、目隠し、などなど…いろいろなところで働く布になってほしいなぁと思いながら制作しました。

窓辺で使うとこんなかんじに。

光があたると継いだ部分の輪郭がはっきりして、ステンドグラスみたいできれい。
色褪せてボロボロになっても、かっこいい布になると思います。

とりあえずはこの1枚だけ販売します。もしかしたらあと1枚できるかも?

ウェブショップはこちらです。https://madokayuki.theshop.jp/items/32595382

どうぞよろしくお願いします。

ちいさなkurumu

てのひらサイズのkurumuをつくりました。

いつものサイズの半分くらいの大きさです。

イヤホンや薬、ヘアピンなど、バッグの中の細かい収納にいつも困っていたので、私自身の「こんなのあったらいいな~」から生まれました。

真鍮のパーツをつくっているところ。

キャッシュカードなども入るサイズです◎

pochette【藍色のポシェット】

小さくて軽くてシンプルなポシェットがほしい。

そんな思いでつくったポシェットたち。

ファスナーやベルト金具など、しっくりこないものは使いたくないなぁ…などと考えていると、結局イチから自分でつくることになってしまう。

ま、それもいとたのしなのですが、とっても時間がかかります。

ベルトはスリットを利用して長さ調節するデザインにしました。

そのため重いものを入れるのには向いていません。鉛とかいれないでね…

そのぶんすっきりとした素敵なデザインになりました。

(ストライプは完売です。ありがとうございました。)

真鍮の金具は、足袋の留め具を参考にして手作りしました。

ファスナーやマグネットホックのようにワンタッチでは留められないけれど、そのぶん様式美を感じるデザインになりました。

そんなこんなで小さなバッグたち。
narbek(ナルベク)の定番の仲間入りです。

藍色のポーチ【kurumu#15】

kurumuの藍染めバージョンができましたので紹介します。

無地の藍染で佇まいは控えめ。
けれどこのたてよこの糸の風合いがなんとも好き。

アクセントがほしいな~と、真鍮のパーツを手作りしました。
真鍮を切り出して、曲げたり削ったりします。
無骨なかんじ(わざとですよ!)でさりげなくてイイ。

染めて、織って、断裁、ミシン、アイロン、手縫い仕上げ、紐づくり、真鍮パーツづくり…それが終わればカメラ、パソコンとにらめっこ、そしてやっとみなさまに紹介できます。
愛着がすごいです。笑

こちらの藍染めkurumu は、のこりはあと1点。その後あと2つ作れるかな?作れたらそれで、おしまいです。
この凹凸のうつくしいデッドストックの藍の麻糸を使い切ってしまったので、同じ商品をもう作れないからです。

少ししかご用意できませんが、もしよければお手元においてくださいね。

お買い物はこちらからお願いいたします。
https://madokayuki.theshop.jp/items/31206686

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今日は、同じ藍染の生地をつかって tsutsumu もつくりました。

tsutsumu(ツツム)は同じく封筒型のポーチですが、ボタン付きで少し大きなサイズです。

こちらは生成りのリネンでつくったtsutsumuです。

新作は明日ご紹介予定です。ではまたです。

【追記】kurumu tsutsumuともにsoldです。ありがとうございました。

数寄屋袋ポーチ【生成りリネン】

リネンの手織りポーチをつくりました。

世界中で古くから使われているベーシックなデザイン。
日本では「数寄屋袋」として茶道具を入れて帯のお太鼓に収納したり、「三徳袋」という名前で江戸時代の小物入れとして利用したりしていました。

布を余すことなく使う無駄のないデザインだし、シンプルで使いやすい。

ファスナーポーチや巾着ももちろん大好きだけれど、この形ならバッグインバッグとしてもクラッチバッグとしても使えるので機能的にも無駄がないと思う。

内側にマグネットホックを付けました。

内布には国内産のリネン生地を。
倉敷の織物工場でつくっている生地で、天然染料で染めている布です。

若草色で、ふたを開けると明るくてかわいい。

販売ページはこちらです。
https://madokayuki.theshop.jp/items/31165997

同じ生地でつくっているキッチンクロスもおすすめです。

https://madokayuki.theshop.jp/items/29796351

さて、今は同じカタチで紐でくるくる巻いて包むタイプの kurumu(クルム)の藍染バージョンをつくっています。

ありがたいことに品薄になってきましたので、夏らしいさわやかなデザインのものを。

できあがりましたら紹介しますね。

【追記】できました。 https://madokayuki.com/kurumu15/

パッチワークのポーチができました。

大切にツギハギした草木染の布をポーチに仕立てました。

きゅんきゅん。とっても素敵な仕上がりです。

kurumuポーチ

tsugihagiのポーチはこちらの2つだけの販売です。
次回はまたいつか、手染めの布ストックがたまったころにつくりたいと思います。


色あい、配色、風合い、違和感がないようていねいにつくりました。

バッグから取り出すのがうれしくなるような。そんなポーチです。
ぜひご覧になってくださいね。

販売ページはこちらです。

Sサイズ https://madokayuki.theshop.jp/items/30739184

Mサイズ https://madokayuki.theshop.jp/items/30739696

sold ありがとうございました。

さて、作業場では藍染糸を機にかけました。

藍色のポーチと、小さなバッグを制作予定です。

手織り布と革とガラス。(kurumu)

相変わらず「kurumu」をつくり続けています。

この封筒型のポーチは日本には「三徳袋」「数寄屋袋」などとして古くからあるカタチ。

そのほかヨーロッパのアンティーク品、東南アジアの土産物などでも、たまに見かけます。

ファスナーやがま口の口金などがなかった時代には主流のカタチだったのかしら?

これをつくる理由は懐古趣味というよりは、とても合理的で洗練されたデザインだと思っているから。

この数日は、手織り布×革紐×ガラス玉 の組み合わせのものを幾つかつくりました。

布地、色味、サイズに合わせてパーツを変えるので、どれも世界にひとつだけ。

お手入れが気楽なのは布だけでできたkurumuのほうだと思います。
好みや用途で選んでくださいね。
だれかのお気に入りになりますように。