草木染ショール〈ザクロ〉

ざくろ染めのショールを掲載しました。
今年の夏のショールは国産リネンの正方形!

https://madokayuki.theshop.jp/items/44973840

ラインナップが続々と増えています。

zakuro
kusagi (sold out)
ume
kinari

植物の色素が混ざりあった複雑な色。
光の加減でちがって見えたりもする。
お手入れには少し気を使いますが…草木染めの製品には、それでも身に着けたいと思えるような特別さがあります。

ショールの素材は国内で織られたリネン。
どれも、染めるときには薬品をつかわず、大豆など安全な材料を使用しています。

むらなくきれいに仕上がりました。

草木染め×国産リネンガーゼストール

国産リネンガーゼ生地をつかった巻きものをつくりました。

まだまだ寒い日もあるので気が早いかな…と思ったのですが、梅の枝の収穫時期に合わせて染めもおこなったので、できたてをお届けしています◎

今回は生成りと梅染めの2種類を掲載しました。どちらもかわいいな~

生成りは亜麻(リネン)そのものの色で、透明感があって素敵。

ひとくちに「生成り」といってもコットンのそれとは全然ちがいますね。うっすらグレーがかったような、光があたると銀色のような… 糸のロットによっても結構差があったりするので、そのあたりもリネンの面白いところだなぁと思います。

梅染めは、深みのあるオレンジがかったブラウンというかんじでしょうか。植物の生命力をかんじさせてくれるような、力強い色味です。こちらもとても素敵。

生地には国産のシングルガーゼをつかっています。この生地もとてもいい。

生地はストールの土台になる大事なものなので、今年もとても悩みました。

ざっくりと説明すると、糸番手(糸の太さなど)、糸密度(目の粗いもの?細かいもの?)、織り方、産地など…

たくさんの要素から、今回のテーマにあうものを選びます。

そうして選んだ北陸で織られたリネンガーゼ生地。もうかわいすぎる存在。

去年つかった生地とくらべると、若干粗めの織りになっています。 (糸が太くなり、糸密度は低くなっています。)

粗目の布になったぶん上品さを足したいな~と思い、今年のストールは正方形にしました。商品名は linen showl です。なんか「ショール」って、おばあちゃんが肩にかけているイメージがあってかわいいなって思って。

上の写真は白ベースのコーディネートに羽織ってみたところです。
ガラ紡糸で織ったトートバッグと合わせてみると思った以上に合う◎

正方形なので肩にかけたり巻いたりと自由度が高いです。

定番商品のヤクストール

madokayuki では、ゆるっと「持たないくらし」を応援しています。

きびしく持ち物を管理する必要はないと思うのですが、お気に入りのものを少しだけ手元に置く暮らしが理想です。流行にかかわらず長くつかえるものを、キャパオーバーにならずに付き合える量だけ選んで持つ… 

そういう生活のための道具をつくりたいと考えています。

「まきもの」のカテゴリーは、「ヤク」or「ウール」どちらかひとつと、「リネン」。この2つがあればオールシーズンOKだよっていうスタンスで制作しています。基本の2枚として手元に置いてもらえるといいなと思います。

ひとつのものを選んで、修理して長く使ってもらう…そんなふうにできたらいいなと思っています^^ メンテナンスや修理依頼についても、ショップページにまとめていきたいです。あそこで買えば安心だと思ってもらえるようなお店になればいいな。

linen showl #生成り https://madokayuki.theshop.jp/items/41131512
linen showl #梅染め https://madokayuki.theshop.jp/items/41131897

無染色ヤクのストールができました。

ヤクの毛100%のストールができあがったのでお知らせします。
とてもいい仕上がりです!

前回のラムウールのストールに続いて、ヤクのストールをつくりました。
素朴で上品な仕上がり。薄手なのにあたたかいので真夏以外は使えます。
持っててよかった~と思っていただける、そしてシンプルなので長く使っていただける…そんな良き一枚となっております。

ヤクは、チベットの標高の高い地域を中心に生息しているウシ科の動物です。
おっきくて毛の長い牛なんですけど…「天空の城ラピュタ」でシータが村でお世話しているウシ。あれ、ヤクなんじゃないかなーと勝手に思っています。

細番手のヤクの毛糸を、無染色のまま使用しています。遠い国の動物のそのままの色。それだけで、なんかいいなって思います。

出来上がった布をさわって感嘆!
…なんと表現していいのやら。ほかのどの繊維ともちがう質感なのです。
和紙のようなさらっと感もあるし、シルクのようなぬめり感もある。
ほどよく毛羽がたっていて柔らかくもあり、巻くとじんわりあたたかい。

ウールの場合は織っている途中にたて糸が切れることがよくあるのですが、ヤクは切れにくいので扱いが楽でたすかりました。糸がとても丈夫みたいです。そんな特徴からの推測ですが、毛玉やひっかけ傷なども起こりにくいんじゃないかなと思います。

見た目はざっくりとナチュラルなのですがどことなく上品です。
無染色で手織りなところ、ヤクの毛の質感とほどよい光沢のおかげかなと思います。

やわらかいストールにするために、ゆっくりとやさしい力で織っていきます。
1時間で30㎝くらいしか織れないので、できあがりまでに数日かかってしまいました。

あまりに時間がかかるし、これでもし失敗していたら…と途中できもちが折れそうになったのですが、いいまきものができてほっとしました☺

お色は2色ご用意しています。
ダークブラウン https://madokayuki.theshop.jp/items/36880422
ブラウン https://madokayuki.theshop.jp/items/36880432 sold

ダークブラウンはたてよこを同じ糸で織っています。ココア色です。
ブラウンは、ダークブラウンとライトブラウンの糸をつかっています。

手織りでガーゼのように織ったあと洗いをかけているので、特有のしぼがあらわれています。くしゃくしゃの質感です。

とてもシンプルで、使うごとにやわらかくなじみます。
シーズンや流行にかかわらず、長年連れ添える布です。
ずっとこういうのつくっていきたいな。

藍染チェックのストール

秋冬用のラムウールストールができあがりました。

藍染糸と草木染のブラウンの糸、生成りの糸をつかったシンプルなチェック柄です。

ラムウールは弾力があり、とてもあたたかい素材です。保温性にすぐれ、お手入れも比較的カンタンなのがうれしいところ。

肌触りや高級感ではカシミヤなどの素材にかなわないかもしれませんが…リーズナブルで実用的な素材だと思います。

なんとなくですが、ヨーロッパの(タータン)チェックというより、アジアのそれに近い雰囲気があります。ブータンの人々の民族衣装の柄が頭に浮かびました。好きな国なので影響されているかも…

今のところストールはこちらの2本です。(2020.11.8)

〈追記〉ヤクのストールもできました。

手織りウールのストール【2020秋冬】

ウールのストールを織っています。
杢カラー(2色の糸がまだらに合わさった糸)を2種類使用し、シンプルだけど奥行きのある色合いです。


ラムウールの糸をつかっているのでソフトな肌触り。
厚みは控えめですが、やわらかく軽量、空気をふくんでとてもあたたかいです^^

手織りはとても楽しい!けれど織機に腰かけてシャトルを動かす作業は「織り」の工程のなかでは氷山の一角です。その前に、入念な下準備… たて糸張り、何百本もの糸を一本一本織機の部品に通す作業など、途方もない時間がかかっています。

意外なことに、織りや染めには算数も不可欠です。糸の太さや織りの密度から使う糸の量を計算したり、染料の割合を導き出したりします。これらは織物をはじめるまで知らなかったことでした。とくに計算は…!慣れるまでは本当に大変でした。ちまちま、こつこつ、頭もウンウンひねって、ひとつひとつていねいにつくっています*

もうすこしで織りあがるので、ウェブショップで紹介できる日が楽しみです!

できました https://madokayuki.theshop.jp/items/35304351

泰山木のストール

泰山木の果皮をつかったショールです。

祖父母の庭の大きな大きな泰山木。大好きな庭の、思い出の木。
松ぼっくりのような果皮を煮出すと、ほうじ茶のような、紹興酒のような…
甘い香りが漂います。

媒染には鉄とアルミを使います。

このごろは錫や銅などの重金属の媒染剤は使用していません。

素敵な色を得たい、もっといろいろ試したい!と思う反面、何のために手で染めているんだろう?と自分の気持ちに立ち返ると、それらを使うことはポリシーに反するな…と思うようになったからです。

キッチンで染められるくらい身近で誰でもできる仕事。そこから離れていく必要はない。エコ、とまで言わなくても、自分のエゴで突き進むのはオシャレじゃないなぁ、と。

わたしの中のオシャレの定義は、ひとりよがりでないこと。流行を追わなくてもよいということ。本当に好きなものを纏えばよいということ。そんなかんじのことを漠然と思いつつ、日々制作をしているのであります。

来る日も来る日も染めたり干したりまた染めたり…

そうして取り出した色たち。ひとつの植物からこんなに多彩な色たち。カラフル…に見えます。わたしには。

今回作ったのはこの布たちのパッチワークストール。

ただただ、いっぱい色!すごい!好き!と楽しんで、惜しみなく布をツギハギしてつくりました。楽しかった。

60×140 幅広め、丈短めです。フリンジは付けませんでした。

巻もの、夏のブランケット、のれん、目隠し、などなど…いろいろなところで働く布になってほしいなぁと思いながら制作しました。

窓辺で使うとこんなかんじに。

光があたると継いだ部分の輪郭がはっきりして、ステンドグラスみたいできれい。
色褪せてボロボロになっても、かっこいい布になると思います。

とりあえずはこの1枚だけ販売します。もしかしたらあと1枚できるかも?

ウェブショップはこちらです。https://madokayuki.theshop.jp/items/32595382

どうぞよろしくお願いします。

手染めのリネンストール

ストールを染めました。

リネンガーゼのストールは糸が細いので、何度も染液につけて濃い色に染めます。

つかったのはビックリグミの枝葉と、桜の枝。

桜は桜茶のような香りとともに、濃い色の染液がとれました。
こちらは媒染ですこし彩度を下げて、やわらかなブラウンのストールに仕上げました。

対してグミは、パワフルなにおいと曇った色の染液。
媒染すると、何とも言えないグレーのストールになりました。

光の加減によって色合いがちがって見えるのも天然染料の魅力です。

無数の色素をもった植物の色をストールに移すイメージで作業します。

草木染の布は一色じゃない。だからきっとこんなにも雰囲気のある布になるのだろうなぁ。

そんなことを考えながら、汗をかきかき布を繰ります。

商品はこちらからご購入いただけます。
https://madokayuki.theshop.jp/

〈追記〉
2021年のストールは、すこし粗目の国産リネン。正方形のショールタイプになりました◎
https://madokayuki.theshop.jp/items/41131897