偏愛―あづま袋

定番のあづま袋をざくろの果皮で染めました。

お抹茶の色みたいな渋めのグリーン。
光のかげんによっては、苔の色みたいにも見えるし、黄緑色に見えるときもある。写真に撮るのもムズカシイ。

こちらのからし色のストールもざくろで染めました。

ざくろの果皮は、オレンジよりの元気な赤色です。
でも、染める布は赤色にはならない。

多くの場合イエロー系に染まり、鉄で媒染すると、反応してグリーン系になります。不思議だなぁ。

小さいのも大きいのもかわいい^^
黒系の服装に合わせてもいいし、ワンピースや着物にもいいですね。

染めるときには、薬品をつかわずに作るよう心がけています。
おもしろいことに、草木染めといっても、薬品を多用する方法もあるんですよね。きれいに染めるための助剤がたくさん売られています。
そういったものは今後もなるべく使用せずにいたいです。

SとM、のこり1つずつあります。白もいいけど、こちらも雰囲気ある~。

白い国産生地でつくったクロスたち、
草木染めのショール、ソックスなど…いろいろ置いています。

藍染めの商品も続々出ています!

ぜひ、ショップページものぞいてくださいね♪

https://madokayuki.theshop.jp/

草木染ショール〈ザクロ〉

ざくろ染めのショールを掲載しました。
今年の夏のショールは国産リネンの正方形!

https://madokayuki.theshop.jp/items/44973840

ラインナップが続々と増えています。

zakuro
kusagi (sold out)
ume
kinari

植物の色素が混ざりあった複雑な色。
光の加減でちがって見えたりもする。
お手入れには少し気を使いますが…草木染めの製品には、それでも身に着けたいと思えるような特別さがあります。

ショールの素材は国内で織られたリネン。
どれも、染めるときには薬品をつかわず、大豆など安全な材料を使用しています。

むらなくきれいに仕上がりました。

草木染ショール〈クサギ〉

クサギ染めのショールができました。

クサギは「臭木」と書きます。原っぱに生える落葉低木です。
独特のにおいがあるためこんな名前がついていますが、秋になる実はとってもきれい。青い宝石のような実に星のような赤色のがくが添えられていて…とっても魅力的なのです。

葉や枝に比べて、実で染めるのは採集がとても大変です。

じつは今回染めにつかった実は、今は亡き祖父に採ってもらったもの。

植物学者だった祖父は、わたしのよい先生でした。
そして染料の仕入れ先だった…笑

不吉に感じてしまったらごめんなさいね。特にへんな念はこもっていないので安心してつかってくださいね…☺

前回の記事にも書きましたが、
生地は今季からつかっている富山のリネンです。
とてもいい素材で高価なのですが、1反で仕入れるので個人で買うよりもお得に購入できます。なので、良質で手がかかっているショールですが価格はおさえられていると思います◎

下処理にも豆汁(ごじる)をつかっているので、安全な材料のみでつくりました。よい仕事ができました。よしよし。

☆クサギ染め。
https://madokayuki.theshop.jp/items/43661848

☆こっちは梅染め。https://admin.thebase.in/shop_admin/items/edit/41131897

定番品としての白い布。

【定番】 流行に左右されない基本的な商品。定番商品。
(小学館 デジタル大辞泉より抜粋)

最近は、白い布をつかった商品ばかりつくっています。
インスタグラムも白っぽい投稿ばかりで、みなさんに飽きられていたらどうしよう…とすこしハラハラしながら…(;’∀’)

白い布シリーズは、国内で織られた生地を厳選してつくる、シンプルな暮らしの道具たちです。

キッチンクロス、台ふきん、ふろしき、あづま袋、ハンカチ、コースターなど。
ラインナップは少しずつ増えています。

日常づかいのシンプルな小物をつくる。

それがわたしのコンセプトで、そのために必要な素材を探すし、必要があれば自分で布を織り草木で染めます。パーツの革や金属を加工することもあります。

うわべだけのシンプルさではなく、天然素材にこだわってつくること。なるべく捨てるところが出ないように無駄なくつくること。国内外に古くからある道具の良いところを取り入れてデザインすること。

みなさまに心地よくつかっていただけるよう、心をつくしています。

白い布のシリーズも、madokayuki の定番商品として変わらずに制作していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

写真はニューアイテムのハンカチです。国内製織のコットンリネンガーゼをつかって仕立てています。さりげなく刺しゅう入りでかわいい。https://madokayuki.theshop.jp/items/41402312

お気に入りになりますように。

草木染め×国産リネンガーゼストール

国産リネンガーゼ生地をつかった巻きものをつくりました。

まだまだ寒い日もあるので気が早いかな…と思ったのですが、梅の枝の収穫時期に合わせて染めもおこなったので、できたてをお届けしています◎

今回は生成りと梅染めの2種類を掲載しました。どちらもかわいいな~

生成りは亜麻(リネン)そのものの色で、透明感があって素敵。

ひとくちに「生成り」といってもコットンのそれとは全然ちがいますね。うっすらグレーがかったような、光があたると銀色のような… 糸のロットによっても結構差があったりするので、そのあたりもリネンの面白いところだなぁと思います。

梅染めは、深みのあるオレンジがかったブラウンというかんじでしょうか。植物の生命力をかんじさせてくれるような、力強い色味です。こちらもとても素敵。

生地には国産のシングルガーゼをつかっています。この生地もとてもいい。

生地はストールの土台になる大事なものなので、今年もとても悩みました。

ざっくりと説明すると、糸番手(糸の太さなど)、糸密度(目の粗いもの?細かいもの?)、織り方、産地など…

たくさんの要素から、今回のテーマにあうものを選びます。

そうして選んだ北陸で織られたリネンガーゼ生地。もうかわいすぎる存在。

去年つかった生地とくらべると、若干粗めの織りになっています。 (糸が太くなり、糸密度は低くなっています。)

粗目の布になったぶん上品さを足したいな~と思い、今年のストールは正方形にしました。商品名は linen showl です。なんか「ショール」って、おばあちゃんが肩にかけているイメージがあってかわいいなって思って。

上の写真は白ベースのコーディネートに羽織ってみたところです。
ガラ紡糸で織ったトートバッグと合わせてみると思った以上に合う◎

正方形なので肩にかけたり巻いたりと自由度が高いです。

定番商品のヤクストール

madokayuki では、ゆるっと「持たないくらし」を応援しています。

きびしく持ち物を管理する必要はないと思うのですが、お気に入りのものを少しだけ手元に置く暮らしが理想です。流行にかかわらず長くつかえるものを、キャパオーバーにならずに付き合える量だけ選んで持つ… 

そういう生活のための道具をつくりたいと考えています。

「まきもの」のカテゴリーは、「ヤク」or「ウール」どちらかひとつと、「リネン」。この2つがあればオールシーズンOKだよっていうスタンスで制作しています。基本の2枚として手元に置いてもらえるといいなと思います。

ひとつのものを選んで、修理して長く使ってもらう…そんなふうにできたらいいなと思っています^^ メンテナンスや修理依頼についても、ショップページにまとめていきたいです。あそこで買えば安心だと思ってもらえるようなお店になればいいな。

linen showl #生成り https://madokayuki.theshop.jp/items/41131512
linen showl #梅染め https://madokayuki.theshop.jp/items/41131897

おたのしみセット #for kitchen

おたのしみセットをつくりました。たのしかったぁ♪

画像をクリックすると商品ページにジャンプします

商品ページのほかに、ウェブショップ宣伝用の記事を書いたので貼っておきます。
これを見ればざっくり何が入っているか知ることができます^^

https://thebase.in/mag/madokayuki-theshop-jp/2021/03/04/114208

商品づくりの足掛かりはまず素材から。

地元岡山のよい布が手に入ったので、「この生地を活かす」を基本にして考えていきます。

なるべく装飾のないシンプルなもので、素材の風合いがよくわかるように。

素材の特徴がものとしての機能を助けるように。

そんなことを考えて→キッチン用のセットをつくることに決めました。

宣伝記事にも書いたように、「白は選ばない」とおっしゃる方も多いと思います。

わたしも今まではそうでした。だって汚れが目立つから…

クロス類に白をつかうって、すっごくハードル高くないですか?
しかもそのハードルを自分で設置するって… ただでさえ忙しいのに、いやぁ、むりむり。

…そう思いつつ、まずは何度も試作して自分で使いました。

結果は上々です。

折りたたんでちょっとしたマットがわりにも。

我が家ではキッチンクロス、台ふき、手拭きを白いシリーズで揃えました。

といっても別におしゃれなキッチンではないんですけど。(よくある昭和のキッチン…^^)

確かにお手入れは大変ですが、使い勝手はとてもよいです。

使い捨てのペーパーや古布なんかもうまく利用しつつ付き合っています。

あとは、キッチンの統一感とか清潔感とか、何より自分の生活をよくしていこう!という気合?が入るような気がします。押忍。

前よりもキッチンの景色を好きになれたなぁと感じています。

みなさまも、自分や誰か大切な人にエールを送るときに、使っていただけたらと思います。

それでは今日はこのへんで◎

茜染めのヘアバンド

久しぶりにヘアバンドをつくりました。

以前の商品はタイサンボク染め。今回はインド茜で染めました。

写真で草木染のいろやリネンガーゼの質感をお伝えすることが非常にむずかしいのですが…

色は黄みがかったあか、透け感のある素材なので光の加減によっても変化します。

植物をつかって染めていると、「いろ」はたくさんの色素が混ざり合ってできているのだな、というのがなんとなくわかります。色の素ですね。

自然の色の素を取り出して、人間が布にうつしてゆく。
つかう植物、季節、媒染剤、布の種類、つくる人によって、色がさまざまに変化する。
実験みたいでたのしい作業です。

この「ゆらぎ」を排していったのが、化学染料による技術革新だと思います。
大量生産を可能にするため研究を重ねたのではないでしょうか。

天然染料、化学染料、どちらにも良さがあります。
私が思うのは、化学染料を使う場合は「目的の色」が明確にあるのではないかということです。目的の色が先に決まっていて、それを目指す。

いっぽう自然相手だと、もう少しあいまいというか…。変化を楽しんだり、季節を感じたり、ときには方向転換したりと、すこし柔軟な考えで向き合う必要があるように思います。

どちらがいいとか悪いとかではなくて、私がこの方法を好んでいるというだけですね。効率は悪いですが、データをとったり試行錯誤を重ねたりと、日々勉強しています。なにより楽しんでつくっています。

そうそう、いろいろなシーンで使えるように幅広にデザインしているんです。
上の写真は折りたたまれていますが、じっさいはこの倍くらいの幅があります。

のばすと三角巾としてもつかえるので、おでかけだけでなくお掃除やお料理のときにもつかってもらえるとうれしいです。

https://madokayuki.theshop.jp/items/37442163

国産の布でつくる台ふきん

こだわりのリネンガーゼ生地で台ふきんをつくりました。
シンプルな白いクロスは、お台所をすっきりと見せてくれます。

台ふきとしてはもちろん、カゴ類の目隠しやお客様用のおしぼり、おやつマットや子どものお世話用など…いろいろな用途につかえます。何枚か持っておくととてもべんりで、日々の家しごとがはかどります。

新年用にさっそく購入してくださった方もいらっしゃいます。台所小物や下着など、新調するにはよいタイミングですね。

生地は国産コットンリネンです。
倉敷産のコットンリネンダブルガーゼ生地を2枚仕立てにし、ひとつずつていねいに縫い合わせました。
じゃまにならない場所にさりげなくループをつけてあります。

リネンを織っている工場は、国内にはわずかしかありません。
商品につかったリネン生地は、そのうちのひとつ、倉敷の工場でつくられたものです。

「ほら、とてもきれいな布でしょう。」
生地の買い付けに伺うと、年配の女性が嬉しそうに案内してくださいます。
自社製品に誇りをもち、真摯にものづくりをされている企業です。

国内製造の貴重なリネンをつかって何かつくれないだろうか。
高級なものではなく、日常のくらしにとけこむような何か…
そんな思いで計画し、商品化しています。

ひとつひとつは小さなクロスですが、使われている布は上質で美しいもの。
素材の良さを活かせるよう、装飾をひかえてシンプルに仕上げています。
とてもよいものが出来上がったと思います。

リネンの良さは、風合いの美しさだけではなく、繊維の丈夫さと吸水性・速乾性にあります。
くり返し洗えて丈夫で長持ち。乾きやすい布は、いやなにおいもおさえられる。
くたびれたらぞうきんにして、最後までつかえます。
働く布として、ぜひ愛用していただけるとうれしいです。

欠点は、白いので汚れが目立つところでしょうか。それが美点でもあるのですが。

みなさまのお気に入りになりますように。

ヘッドバンドと小さなハンカチ

新作のヘッドバンドとハンカチをウェブショップにアップしました。

linen headband #泰山木 https://madokayuki.theshop.jp/items/32779276
linen minihandkerchief #泰山木  https://madokayuki.theshop.jp/items/32729380

ヘッドバンドにはたっぷりのギャザーを。
ハンカチには縁にリネン糸のステッチを。

泰山木染めの落ち着いたデザインだけど、すこしだけ甘さも取り入れて…
よいかんじに仕上がって気に入っています。

これは私がつかっているもの。新品のころよりも布がなじんでかっこよくなっています。

こだわりポイントは、布端を後ろのゴムに入れ込めば頭をすっぽり覆うことができるところ。
私の場合は仕事柄、梱包作業のときには絶対に髪の毛を落としたくないのですが、後頭部も覆える幅広のものがなかなかなくて…「じゃ、作っちゃお~」と思ったのがはじまりです。

そこから幾つかの試作を経て商品化しています。なので使い勝手は(わたしの)お墨付きです…

あ、もちろん、ふつうにヘッドバンドとして使ってもすごく素敵ですよ。
ゆるめに作っているので頭を締め付けないし、そのぶんギャザーが綺麗に出ます。

小さくてシンプルなハンカチもぜひ。
おなじ泰山木染めのリネンガーゼを2枚仕立てにしてあります。
やさしい使い心地。

ブランケットステッチは時間がかかるし手間なんだけど、どうしても入れたかった。かわいいから…☺

かわいいわぁ~。
ヘッドバンドとセットでプレゼントにもどうぞ。

泰山木のストール

泰山木の果皮をつかったショールです。

祖父母の庭の大きな大きな泰山木。大好きな庭の、思い出の木。
松ぼっくりのような果皮を煮出すと、ほうじ茶のような、紹興酒のような…
甘い香りが漂います。

媒染には鉄とアルミを使います。

このごろは錫や銅などの重金属の媒染剤は使用していません。

素敵な色を得たい、もっといろいろ試したい!と思う反面、何のために手で染めているんだろう?と自分の気持ちに立ち返ると、それらを使うことはポリシーに反するな…と思うようになったからです。

キッチンで染められるくらい身近で誰でもできる仕事。そこから離れていく必要はない。エコ、とまで言わなくても、自分のエゴで突き進むのはオシャレじゃないなぁ、と。

わたしの中のオシャレの定義は、ひとりよがりでないこと。流行を追わなくてもよいということ。本当に好きなものを纏えばよいということ。そんなかんじのことを漠然と思いつつ、日々制作をしているのであります。

来る日も来る日も染めたり干したりまた染めたり…

そうして取り出した色たち。ひとつの植物からこんなに多彩な色たち。カラフル…に見えます。わたしには。

今回作ったのはこの布たちのパッチワークストール。

ただただ、いっぱい色!すごい!好き!と楽しんで、惜しみなく布をツギハギしてつくりました。楽しかった。

60×140 幅広め、丈短めです。フリンジは付けませんでした。

巻もの、夏のブランケット、のれん、目隠し、などなど…いろいろなところで働く布になってほしいなぁと思いながら制作しました。

窓辺で使うとこんなかんじに。

光があたると継いだ部分の輪郭がはっきりして、ステンドグラスみたいできれい。
色褪せてボロボロになっても、かっこいい布になると思います。

とりあえずはこの1枚だけ販売します。もしかしたらあと1枚できるかも?

ウェブショップはこちらです。https://madokayuki.theshop.jp/items/32595382

どうぞよろしくお願いします。

ちいさなkurumu

てのひらサイズのkurumuをつくりました。

いつものサイズの半分くらいの大きさです。

イヤホンや薬、ヘアピンなど、バッグの中の細かい収納にいつも困っていたので、私自身の「こんなのあったらいいな~」から生まれました。

真鍮のパーツをつくっているところ。

キャッシュカードなども入るサイズです◎

数寄屋袋ポーチ【生成りリネン】

リネンの手織りポーチをつくりました。

世界中で古くから使われているベーシックなデザイン。
日本では「数寄屋袋」として茶道具を入れて帯のお太鼓に収納したり、「三徳袋」という名前で江戸時代の小物入れとして利用したりしていました。

布を余すことなく使う無駄のないデザインだし、シンプルで使いやすい。

ファスナーポーチや巾着ももちろん大好きだけれど、この形ならバッグインバッグとしてもクラッチバッグとしても使えるので機能的にも無駄がないと思う。

内側にマグネットホックを付けました。

内布には国内産のリネン生地を。
倉敷の織物工場でつくっている生地で、天然染料で染めている布です。

若草色で、ふたを開けると明るくてかわいい。

販売ページはこちらです。
https://madokayuki.theshop.jp/items/31165997

同じ生地でつくっているキッチンクロスもおすすめです。

https://madokayuki.theshop.jp/items/29796351

さて、今は同じカタチで紐でくるくる巻いて包むタイプの kurumu(クルム)の藍染バージョンをつくっています。

ありがたいことに品薄になってきましたので、夏らしいさわやかなデザインのものを。

できあがりましたら紹介しますね。

【追記】できました。 https://madokayuki.com/kurumu15/