きれいな茜色のポーチをつくったので、ぜひ見ていただきたいなぁと思います。
オーガニックコットンのkurumuを茜で染めたものです。
茜は古来より染料として利用されていて、日本でもなじみのある植物です。 赤い根の部分を利用するので「アカネ」と呼ばれます。
茜で染めた「緋(あけ)・緋色(緋色)」は黄みを帯びたあかいろ。ふかいふかい赤色はとても印象的です。
赤色を染められる自然由来の染料はわずかしかありません。
茜のほかには、コチニールと紅花が有名です。
ちなみに、青色を染められるのは藍のみです。(臭木やつゆ草などもありますがメジャーではないです。)
赤や青はとても貴重で、昔の人々はきっと、鮮やかな色を得るために試行錯誤したんだろうなぁと想像します。
そんなわけで、化学染料とはまた違った色味をお楽しみいただけるとうれしいです。https://madokayuki.theshop.jp/items/37132406
ポーチを染めるときに、リネンの布もいっしょに染めました。こちらもいい色!
タイサンボク染めのヘアバンドが完売しましたので、次は茜色バージョンを制作したいと思っています。
生地に余裕があれば、シンプルなハンカチなんかもつくりたいなぁ。
〈追記〉
茜染めのヘッドバンドをつくりました。
https://madokayuki.theshop.jp/items/37442163