真っ白のリネンで「kurumu」をつくりました。
kurumu は、もののかたちに合わせてくるくる巻いてつかうポーチ。
ほかにも「tsutsumu」や「shiboru」があります。どれも定番商品です。
革紐と小さなビーズで飾りました。
真っ白のリネンで「kurumu」をつくりました。
kurumu は、もののかたちに合わせてくるくる巻いてつかうポーチ。
ほかにも「tsutsumu」や「shiboru」があります。どれも定番商品です。
革紐と小さなビーズで飾りました。
キッチンクロスをつくりました。
手織りをはじめた初期の頃からつくっている定番商品です。
生成りのリネンを平織りしたシンプルな布。
ふきんとしてはもちろん、プレイスマットやカゴの目隠し、折りたたんで鍋つかみや鍋敷きにつかうのもよいです。
一枚で何通りにも使えるので、キッチンに一枚あると重宝します。
自宅でつかっていたクロスはこんなにくたくたになってしまいました。
漂白実験につかったので見た目はこんなかんじですが、擦り切れなどはなくまだまだ現役です。
リネンの商品は今では巷にあふれ、数年前では考えられなかったほど安い値段で手に入るようになりました。
リネンのキッチンクロスも然り。色や柄も豊富で、安くて良いものが手に入ります。
そんななかで、生成りの、何の変哲もないクロスをつくり続ける私…
30年くらい先の姿を想像しながら織っています。
お互いにクタクタになって、良い塩梅だとよいよね。
手織りの巾着袋をつくりました。
白いリネンの子と、草木染で模様を織った子。
革紐でしぼってつかいます。
袋ものの形状ってさまざまありますよね。
巾着袋のようなひもで絞るもの、
チャックがついているもの、
がま口、ばね口、ボタン…
あと、わたしがつくっている定番商品に、封筒型のポーチがあります。
布を織り紙のように折って仕立てる仕組みのものです。
日本のふくさ、数寄屋袋(和装小物)、東南アジアの小物入れに見られるかたちです。
いろんなかたちがあって、いろんな素材があって、いろんな用途がある。
それがとってもおもしろいです。
このリネンのポーチのいいところは、とにかくシンプルで手になじむところ。
所有欲を満たすような高級感?はないかもしれないけれど、
相棒としていつも持ち歩けるような、そんな存在。
ベーシックなカタチで、シンプルなデザインのもの。
こういうものをつくっているときに一番「自分がつくる意味」を感じることができています。ありがたや。
ショップはこちら。https://madokayuki.theshop.jp/
サコッシュをつくりました。
サコッシュ( Sacoche )とは、フランス語で「袋」を意味する、かんたんなつくりのショルダーバッグのことです。
ロードレースの水分補給袋として使われているものが主でしたが、ここ数年でファッションアイテムとしても取り入れられるようになりました。カジュアルなファッションや山アイテムとしても人気です。
スポーツアイテムだったこともあり、ナイロン製のものをよく見かけますが、手織りでもつくってみたいなぁと思い仕立ててみました。
気軽な雰囲気はそのままに、ちょっと大人な雰囲気のショルダーバッグです。
財布とスマホ、ハンカチティッシュ、家の鍵。
このくらいは入りますので、ふだんの外出であればこれひとつでもOK。
革ひもを調節したり、二重にしてハンドバッグにしたりとアレンジもできます。
サブバッグとして貴重品を入れておくのも便利そうです。
草木染の麻糸を4色つかって織りあげたお気に入りの生地です。
*sold out ありがとうございました。
持ち物はなるべく少ないほうがいいなぁと考えるようになったころから。
自分の作品も変化していきました。
つくるものに「シンプルさ」「柔軟さ」を求めるようになっていったと思います。ポーチもそのひとつです。
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スカートひとつとってもさまざまな種類があるのと同じように、ポーチにもさまざまな種類があります。形状、素材、あとはファスナーなのか巾着なのかがま口なのか…とか。
どれも長所があり使い分ければ便利なのですが、ものの形状にあわせて入れ物をそろえると、その分雑多になりがちです。
くわえてモノには「流行」があります。
流行を適度に取り入れることはわくわくと楽しいことなのですが、流行に振り回されて「自分の好きなもの」「大切にしていること」がわからなくなってしまうときがあります。
シーンに合わせて柔軟につかえる道具。
流行よりも心から満足できるひとつのものを。
そういったものづくりを心がけることで、つながってくださるみなさんのシンプルで豊かな生活に寄り添うことができるのでは、と考えています。
そんなことを考えて提案しているひとつのかたちがこちらの tsutsumu(ツツム)です。
小物入れとしてだけでなく、クラッチバッグとして、和装の数寄屋袋として、バッグインバッグとして。
いろいろなシーンにつかっていただけるようにデザインしています。
もうひとつはこちらの kurumu(クルム)です。
紐付きなので、もののかたちに合わせてくるんで使うことができます。
シーンに寄り添うもの。もののかたちに寄り添うもの。
これからもじっくりと形にできればと思います。