2021年夏。コロナ禍や大雨でステイホームが続く毎日。
このところはやっと涼しくなってきて、虫の声も聞こえ始めました。彼岸花のつぼみがすっくと伸びています。
来年の今ごろは、身軽におでかけできてるといいな~と思いつつこのブログを書いています。
晴れの国おかやまも長雨つづきで、洗濯物が乾かないし髪の毛は爆発するしでいろいろと困るのですが、一番困るのは染め物作業が滞ること…!
貴重な晴れの日には大忙し。柿渋染めをしてせっせと干しました。
続きを読む 柿渋染めのリネンショールのワイルドな魅力2021年夏。コロナ禍や大雨でステイホームが続く毎日。
このところはやっと涼しくなってきて、虫の声も聞こえ始めました。彼岸花のつぼみがすっくと伸びています。
来年の今ごろは、身軽におでかけできてるといいな~と思いつつこのブログを書いています。
晴れの国おかやまも長雨つづきで、洗濯物が乾かないし髪の毛は爆発するしでいろいろと困るのですが、一番困るのは染め物作業が滞ること…!
貴重な晴れの日には大忙し。柿渋染めをしてせっせと干しました。
続きを読む 柿渋染めのリネンショールのワイルドな魅力定番の国産リネンショールに、藍染めバージョンが仲間入り。
落ち着いたカラーで大判なので、使い勝手もよいし、年中使える素材感です。
写真はラフな服装に合わせていますが、ワンピースやお着物、メンズのコーディネートにつかうのもすてきです。
続きを読む 藍染めのリネンショールざくろ染めのショールを掲載しました。
今年の夏のショールは国産リネンの正方形!
https://madokayuki.theshop.jp/items/44973840
ラインナップが続々と増えています。
続きを読む 草木染ショール〈ザクロ〉クサギ染めのショールができました。
クサギは「臭木」と書きます。原っぱに生える落葉低木です。
独特のにおいがあるためこんな名前がついていますが、秋になる実はとってもきれい。青い宝石のような実に星のような赤色のがくが添えられていて…とっても魅力的なのです。
国産リネンガーゼ生地をつかったショールをつくりました。
まだまだ寒い日もあるので気が早いかな…と思ったのですが、梅の枝の収穫時期に合わせて染めもおこなったので、できたてをお届けしています◎
続きを読む 草木染め×国産リネンガーゼの大判ショール泰山木の果皮をつかったショールです。
祖父母の庭の大きな大きな泰山木。大好きな庭の、思い出の木。
松ぼっくりのような果皮を煮出すと、ほうじ茶のような、紹興酒のような…
甘い香りが漂います。
媒染には鉄とアルミを使います。
このごろは錫や銅などの重金属の媒染剤は使用していません。
素敵な色を得たい、もっといろいろ試したい!と思う反面、何のために手で染めているんだろう?と自分の気持ちに立ち返ると、それらを使うことはポリシーに反するな…と思うようになったからです。
キッチンで染められるくらい身近で誰でもできる仕事。そこから離れていく必要はない。エコ、とまで言わなくても、自分のエゴで突き進むのはオシャレじゃないなぁ、と。
わたしの中のオシャレの定義は、ひとりよがりでないこと。流行を追わなくてもよいということ。本当に好きなものを纏えばよいということ。そんなかんじのことを漠然と思いつつ、日々制作をしているのであります。
来る日も来る日も染めたり干したりまた染めたり…
そうして取り出した色たち。ひとつの植物からこんなに多彩な色たち。カラフル…に見えます。わたしには。
今回作ったのはこの布たちのパッチワークストール。
ただただ、いっぱい色!すごい!好き!と楽しんで、惜しみなく布をツギハギしてつくりました。楽しかった。
60×140 幅広め、丈短めです。フリンジは付けませんでした。
巻もの、夏のブランケット、のれん、目隠し、などなど…いろいろなところで働く布になってほしいなぁと思いながら制作しました。
窓辺で使うとこんなかんじに。
光があたると継いだ部分の輪郭がはっきりして、ステンドグラスみたいできれい。
色褪せてボロボロになっても、かっこいい布になると思います。
とりあえずはこの1枚だけ販売します。もしかしたらあと1枚できるかも?
ウェブショップはこちらです。https://madokayuki.theshop.jp/items/32595382
どうぞよろしくお願いします。
ストールを染めました。
リネンガーゼのストールは糸が細いので、何度も染液につけて濃い色に染めます。
つかったのはビックリグミの枝葉と、桜の枝。
桜は桜茶のような香りとともに、濃い色の染液がとれました。
こちらは媒染ですこし彩度を下げて、やわらかなブラウンのストールに仕上げました。
対してグミは、パワフルなにおいと曇った色の染液。
媒染すると、何とも言えないグレーのストールになりました。
光の加減によって色合いがちがって見えるのも天然染料の魅力です。
無数の色素をもった植物の色をストールに移すイメージで作業します。
草木染の布は一色じゃない。だからきっとこんなにも雰囲気のある布になるのだろうなぁ。
そんなことを考えながら、汗をかきかき布を繰ります。
商品はこちらからご購入いただけます。
https://madokayuki.theshop.jp/
〈追記〉
2021年のストールは、すこし粗目の国産リネン。正方形のショールタイプになりました◎
https://madokayuki.theshop.jp/items/41131897