手織りバッグと南米土産のはなし

オーガニックコットン手織りのバッグをつくりました。おもて・うらともにオーガニックコットン製。紐も同糸の手織りです。素敵に仕上がっています!

デザインは3つ。

こちらはななめがけのポシェットタイプ。500mlペットボトルが入るくらいのサイズです。

https://madokayuki.theshop.jp/items/46644746

持ち手の短いワンハンドルバッグ。

貴重品や水筒用のバッグインバッグとして使って、必要なときに取り出して使うことを想定してつくっています。

https://madokayuki.theshop.jp/items/46641019

フリンジをつけたななめがけバッグ。

マチなしぺたんこバッグで、メインバッグとしてシンプルだけど存在感のあるタイプ。 (soldout ありがとうございました。)

どれも素朴でとてもかわいいです。

当初の予定ではベルト部分は革にしようと思っていたのですが、布のやわらかい雰囲気を活かしたいな…と思って、生地を織ったのとおなじ糸をつかって手織りすることにしました。

手間はかかるけど、よりよいものをつくりたいし、そうしないとなんだか気持ち悪くて世に出せない…計画通りにすすむことは相変わらず少ないです…。笑

素材は手紡ぎのような雰囲気の「がら紡糸」。

太さにむらがあるので、できあがる紐も凹凸があって素朴な雰囲気です。とくに紐は一目で手織りってわかるなぁ。

少しだけポイントを入れたくて、藍染め糸を織り込んでみました。これはやってみてよかった。アクセントが効いていてさらに素敵になった♪

こういうシンプルなポシェットは、定番でつくっていきたいなと思っています。参考にしているのは、アフリカやアジア、南米などのポシェットです。

もう何十年も昔、祖父にもらった遠い国のポシェット。

研究者だった祖父は、出張で海外に行くたびに、布やお面、小さなポシェットなどをお土産に持ち帰ってくれていました。

はじめて目にするにぎやかな柄の布!見たことのない妖しいお面!私のクレヨンにはない色のじゅうたん!独創的な色合わせの刺しゅうバッグ!

ポシェットは手織りのものや刺繍のもので、ファスナーもポケットもアジャスターもないシンプルなものばかりでした。

当時の私は「おじいちゃんのお土産は変わったものばかりだな…」と特に良くは思っていませんでした。(ごめんね…)

でも、大人になって思い出してみると、美しくシンプルなデザインのものが多かった。色柄のテイストは違えど、わたしもあんなふうに、素材を活かしたシンプルな布をつくりたいな、と思っています。

そんなわけで、手織りの小さなかばんたち、ぜひショップページをご覧くださいませ。

フリンジのバッグはsoldoutです。ありがとうございます。

そのほかは在庫がございますので、ぜひ使ってみてください^^

madokayuki バッグのラインナップはこちら。https://madokayuki.theshop.jp/categories/3008938

同じ生地のティッシュポーチについての記事はこちら。https://madokayuki.com/tissue-pouch/

投稿者:

madokayuki

つくり手 ユウキマドカのブログです。