定番のポーチたち_三徳袋と数寄屋袋。

今日はポーチについて。

バッグの中やおうちの整理整頓になくてはならないもの、pouch!
私も布を織ってはポーチを仕立てています。

定番でつくっているのはこちらの2種類のかたち。どちらも封筒型のポーチです。

ファスナーのポーチや巾着もたま~につくるのですが、メインはこの形。

数寄屋袋ポーチのtsutsumu(つつむ)

大きな方は一般的には「数寄屋袋」とよばれ、茶道のバッグとして使われたりします。クラッチバッグやタブレットケースとしても使えるべんりなポーチです。

写真のように、A5サイズのノートが入ります。

三徳袋ポーチのkurumu(くるむ)

小さな方は紐付きのタイプです。三徳袋と呼ばれているらしい?です。

ものの形にフィットして使えるののでポーチの中身が安定しますし、使わないときはロール状にコンパクトにまとめておくこともできます。通帳が入るサイズです。

どちらのポーチも布を折り紙のように折って仕立てていくので、基本は直線断ちでつくれて無駄がないし、デザイン的にも優れていると思います。

個人的に、ポーチなどの小物類は大好きで、見かけると欲しくなっちゃう。
でも、たくさん持つのもなぁ~と購入には二の足を踏んでしまいます。選ぶにしてもサイズ感などが悩ましくて、決められないことが多かったんです。

で、madokayukiではどんなポーチを提案できるだろうと考えた時に、なるべく幅広い用途で使えるとっておきのポーチを作っていこうと決めました。

作るときに捨てるところがない、使うときにいろいろな用途で使える、これって風呂敷へのリスペクトが根底にある。あとは、手織りなどのやわらかな布を使って仕立てることが多いので、こういった平面のポーチとの相性がそもそもいいと思います。

マチの入った自立型のポーチなどは、帆布などのしっかりした布でつくればよいわけで。
何事も適所適材でございます。

ということで、今年のポーチ第一弾はリネンとがら紡の手織りバージョンです。

シンプルな織り布だけど、リネン糸にやわらかいオーガニックコットンのがら紡糸を挟み込むようにして織ってあるので、手織りの味&丈夫さが合わさっていいかんじです。

「がら紡」についてはこちらの記事にかきました。
がら紡糸の布を織る。バッグの仕立てとがら紡糸のこと。

ショップはこちら madokayuki.theshop.jp

さてさて、前回のブログに書いた手織りのショールが織りあがっています。
あとは仕上げの作業をすれば完成!

できあがりましたら Instagram 等でご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします○

投稿者:

madokayuki

つくり手 ユウキマドカのブログです。