みなさまこんにちは。
久しぶりにがら紡のkurumuをつくったので紹介します。
たてよこ共にガラ紡のオーガニックコットン糸で織ったkurumuです。
シンプルなので一番人気があるかな。
むっちりした生地と留め具の真鍮の組み合わせが美しいです。
初期の頃よりサイズが大きくなったのと糸の値上がりがあったため、商品の価格も今回から上がっています。申し訳ないです。
柄違いで、藍染めストライプバージョンもあります。
こちらもかわいいです。
こんなかんじの封筒型のポーチのことを、まとめて「kurumu」と呼んでいます。「ファスナーポーチ」のような名称がなく、何と呼んでいいかわからなかったので「くるむ」と呼んだのがはじまりです。そのまんま、何のひねりもないです。
今あるラインナップではもうひとつ、フリンジ付きのものがあります。
たて糸にリネン、よこ糸にウールを使っています。ウール混ですが、モコモコフワフワしているわけではないので通年で使えます。キリムの絨毯的なざらっと感のある布だったので、フリンジを付けて絨毯ぽくしてみました。
そしたら紐はデザインの邪魔になるな…と省いて…ボタンで留めるデザインに変更しました。
こんなかんじで、つくりながら軌道修正しながら…ですが、とっても素敵に仕上がっています。淡色のほうは売り切れましたが、こちらの↑ブラウンの方はあとひとつあります。よろしければ。
そうそう、no.39のほうは文庫本が入るサイズです。通勤時の本の持ち歩きにもよいな~と思います。
はっきりと言ってしまうと、ポーチは100均でも買えるわけだし、生活必需品でもない。こういった手しごとのものは超贅沢品に感じるかもしれません。
でも、安さやコスパとは離れた価値観で、kurumuを選んでくれる人たちがいる。とてもありがたいことです。
私はみなさんをがっかりさせたくないので、よい素材をつかってよりよいものづくりをしていきたいです。修理してますます愛着が湧くような、特別なポーチをつくっていきたいです。そうしたら、お気に入りを長く使えて結局お得やん。(あ、結局コスパの話してるか。)
no.24 に使っているがら紡の糸は、日本特有の紡績機で紡がれた特別な糸です。私が知っている工場は国内に一軒だけです。大好きだし途絶えてほしくないと思っているので、いろいろな作品に使っています。がら紡の糸をつかった作品については、こちらの記事をご覧ください。
kurumuは季節ごとに色や素材を変えてつくっています。ぜひ、見てみてくださいね。
ではでは、今回はこのへんで。