ミシン糸は「カタン糸」

ミシン糸はコットンのものをつかうことが多いです。

白もの以外には「原綿」という無漂白生成りのミシン糸を使うことも。
(値段が高いの…涙)

ミシンワークにはポリエステルのスパン糸がつかわれることが主流なので、ちょっとめずらしいかもしれません。

スパン糸はコットンの糸よりも切れにくく、ミシンとの相性もよいといわれています。
わたしも場合によっては使いますが、どちらを採用するかはよく考えて決めています。

で、このコットン糸ですが、界隈では「カタン糸」という名で通っています。

最初聞いた時は「???」だったのですが…

考えてみればなるほど、「コットン」は英語のCOTTONのローマ字読みですが、発音は「カタン」のほうが近い気がする。

ためしに「カタン」と声に出してみる。あら、とたんにネイティブ感でる(笑)

カタン糸

できあがった作品をあとから染める場合には、かならずカタン糸を使います。
草木染ではポリエステルの糸は染まらないからです。布はきれいに染まっても糸だけ白く浮いちゃってチーン(‘_’)ってなりますのでダメです。

キッチンクロスやハンカチなど、布からミシン糸まですべて天然繊維の商品もありますので、アレルギーのある方もご相談くださいね。

草木染め×国産リネンガーゼストール

国産リネンガーゼ生地をつかった巻きものをつくりました。

まだまだ寒い日もあるので気が早いかな…と思ったのですが、梅の枝の収穫時期に合わせて染めもおこなったので、できたてをお届けしています◎

今回は生成りと梅染めの2種類を掲載しました。どちらもかわいいな~

生成りは亜麻(リネン)そのものの色で、透明感があって素敵。

ひとくちに「生成り」といってもコットンのそれとは全然ちがいますね。うっすらグレーがかったような、光があたると銀色のような… 糸のロットによっても結構差があったりするので、そのあたりもリネンの面白いところだなぁと思います。

梅染めは、深みのあるオレンジがかったブラウンというかんじでしょうか。植物の生命力をかんじさせてくれるような、力強い色味です。こちらもとても素敵。

生地には国産のシングルガーゼをつかっています。この生地もとてもいい。

生地はストールの土台になる大事なものなので、今年もとても悩みました。

ざっくりと説明すると、糸番手(糸の太さなど)、糸密度(目の粗いもの?細かいもの?)、織り方、産地など…

たくさんの要素から、今回のテーマにあうものを選びます。

そうして選んだ北陸で織られたリネンガーゼ生地。もうかわいすぎる存在。

去年つかった生地とくらべると、若干粗めの織りになっています。 (糸が太くなり、糸密度は低くなっています。)

粗目の布になったぶん上品さを足したいな~と思い、今年のストールは正方形にしました。商品名は linen showl です。なんか「ショール」って、おばあちゃんが肩にかけているイメージがあってかわいいなって思って。

上の写真は白ベースのコーディネートに羽織ってみたところです。
ガラ紡糸で織ったトートバッグと合わせてみると思った以上に合う◎

正方形なので肩にかけたり巻いたりと自由度が高いです。

定番商品のヤクストール

madokayuki では、ゆるっと「持たないくらし」を応援しています。

きびしく持ち物を管理する必要はないと思うのですが、お気に入りのものを少しだけ手元に置く暮らしが理想です。流行にかかわらず長くつかえるものを、キャパオーバーにならずに付き合える量だけ選んで持つ… 

そういう生活のための道具をつくりたいと考えています。

「まきもの」のカテゴリーは、「ヤク」or「ウール」どちらかひとつと、「リネン」。この2つがあればオールシーズンOKだよっていうスタンスで制作しています。基本の2枚として手元に置いてもらえるといいなと思います。

ひとつのものを選んで、修理して長く使ってもらう…そんなふうにできたらいいなと思っています^^ メンテナンスや修理依頼についても、ショップページにまとめていきたいです。あそこで買えば安心だと思ってもらえるようなお店になればいいな。

linen showl #生成り https://madokayuki.theshop.jp/items/41131512
linen showl #梅染め https://madokayuki.theshop.jp/items/41131897

おたのしみセット #for kitchen

おたのしみセットをつくりました。たのしかったぁ♪

画像をクリックすると商品ページにジャンプします

商品ページのほかに、ウェブショップ宣伝用の記事を書いたので貼っておきます。
これを見ればざっくり何が入っているか知ることができます^^

https://thebase.in/mag/madokayuki-theshop-jp/2021/03/04/114208

商品づくりの足掛かりはまず素材から。

地元岡山のよい布が手に入ったので、「この生地を活かす」を基本にして考えていきます。

なるべく装飾のないシンプルなもので、素材の風合いがよくわかるように。

素材の特徴がものとしての機能を助けるように。

そんなことを考えて→キッチン用のセットをつくることに決めました。

宣伝記事にも書いたように、「白は選ばない」とおっしゃる方も多いと思います。

わたしも今まではそうでした。だって汚れが目立つから…

クロス類に白をつかうって、すっごくハードル高くないですか?
しかもそのハードルを自分で設置するって… ただでさえ忙しいのに、いやぁ、むりむり。

…そう思いつつ、まずは何度も試作して自分で使いました。

結果は上々です。

折りたたんでちょっとしたマットがわりにも。

我が家ではキッチンクロス、台ふき、手拭きを白いシリーズで揃えました。

といっても別におしゃれなキッチンではないんですけど。(よくある昭和のキッチン…^^)

確かにお手入れは大変ですが、使い勝手はとてもよいです。

使い捨てのペーパーや古布なんかもうまく利用しつつ付き合っています。

あとは、キッチンの統一感とか清潔感とか、何より自分の生活をよくしていこう!という気合?が入るような気がします。押忍。

前よりもキッチンの景色を好きになれたなぁと感じています。

みなさまも、自分や誰か大切な人にエールを送るときに、使っていただけたらと思います。

それでは今日はこのへんで◎

どんなふうに生きたいか、コロナ禍より愛をこめて

オイルショックを教科書の写真(トイレットペーパーを取り合うおばさまたち)で知ったように、一連のコロナ禍のようすも写真1枚にまとめられて教科書に載るのだろうか。

だとすれば、選ばれし1枚はどれだろう。マスク姿のサラリーマンですかね。

わたしたちが約1年間、感じているこのきもちやあらゆる不便、そのほかほとんどのことは教科書にはのらないし、忘れられていくのかもしれません。

マスクケース、無限くら寿司、手芸店大混雑、zoom飲み、エトセトラ。
たくさんの人の死。経営難に生活苦。つらいこともたくさん。

けれど、こんなときだからできたこと—自分で考えたことや、自分の気持ちと向き合った経験はなくならないし、仮に忘れても自分のなかにのこるものだから大事だと思う。

わたしは可能ならば、お給料やボーナスをもらって貯金をしてお金持ちになりたかったです。(考えたことそれかい…) でも不可能だった。みんなが頑張れていることが自分にはできない。どんどん自信がなくなっていった。あと、そんな漠然とした安定・幸せみたいなものは、私がどんなふうに生きたいかとは似ているけど関係がないことだと気づいた。

すこし空いた日常のスキマ。無条件にすきなこと。今までに学んだこと。それを活かした自分だけの仕事がないのかを考えた。

コロナ禍での再就職はやめて、自分で仕事をつくっていこうと決めた。

布を織る。染める。ルーツや歴史、素材の事を調べる。伝える。
色、もよう、手触り。自分にとって矛盾のないものづくりがしたい。

今まで悩んでいたのがなんだったのかというくらいに晴れやかなきもちになった。自信と心の余裕がなくなってしまって、好きなこと、やりたいことが見えなくなってしまっていたのだなと後になって思う。

日々のものづくりは大変だけどやりたいことだからがんばれる。こういう「楽しい」もあるのかと思った。

お客さまから学ぶこともたくさんあって、とてもありがたい。大切につくったものを、大切にしますと言って受け取ってもらえる。それだけでうれしい。それに、一人ひとりが日々を豊かに生きようとしている生活者なのだといつも感じる。自分自身の豊かさのために選んでもらえていると思うといつも背筋がしゃんとなる。じゃあ私も、ちゃんと正直に生きないと、と良い影響をあたえてもらっていると感じる。

商品のこととは関係がないけれど、昨年末からずっと書きたいなとあたためていたきもち📝

tsugihagi

つぎはぎの小物をいろいろつくりました。

このシリーズはいつも作れるわけではなく、はぎれのストックがたまって、その色合わせがうまくいきそうだ!とひらめいたときのみ始動する…私の中ではゲリラ祭り?みたいな感じです。笑

今回は、生成りと栗染めの明るいブラウンと泰山木のグレー。

この組み合わせが絶妙すぎて、小物にしたらきっと素敵!とつくりたい欲が爆発した次第です。

つくるものによってパッチワークの組み合わせや縫い方などを変えています。バッグなどはミシンステッチで補強してあるので、ポーチとは雰囲気ががらりと変わっています。

ポーチは布をバイアス(ななめ)に使うので、接着芯を入れました。

それ以外は天然繊維のみで制作しています。

お気に入りがみつかりますように…

madokayuki tsugihagiシリーズhttps://madokayuki.theshop.jp/categories/3283981

つつむ(tsutsumu)ポーチを再掲しました。

長い間品切れしていた tsutsumu を制作しました。
前回の記事はこちら。

このポーチは一般的には「数寄屋袋」と呼ばれていて、茶道をされている方にとってはなじみのあるものなのですが…

それ以外のかた、とくに若い人にはあまり知られていないのでは?と思い、わたしは勝手に「つつむ」という名前をつけて呼んでいます。

tsutsumu は、お稽古だけでなく、クラッチバッグ、バッグインバッグ、タブレットケースなど、いろいろに使えるべんりなポーチです。

ちなみに、同じようなかたちで紐つきのものは、これまた勝手に「くるむ」と呼んでいます。こちらにも「三徳袋」という名前があるのですが、リスペクトしつつ好きな名前で呼んでいます(‘ω’)

布は、草木染の麻糸とオーガニックコットンをつかって手織りしています。内布は栗染めです。

MとLの2種類制作しました。
バランスを見ながらていねいに…
手縫いの部分もたくさんあるのでゆっくりと仕上げました。

すこし硬めの芯地を入れたので、和装はもちろんだけど、このままクラッチバッグにしてもいい。革のトートバッグの中でバッグインバッグにするとか…うん、そんなのも素敵。(あ、おそろいのトートバッグもあるのでペアで持つのももちろん素敵です。)

うつくしい佇まいに仕上がっています。
上品だけど、ジーンズにも合いそうだ。満足!

Mサイズ https://madokayuki.theshop.jp/items/33045952
Lサイズ https://madokayuki.theshop.jp/items/33049546

わけありガラ紡ソックス

茜染めの商品がとても好評です。ありがとうございます。
品切れのものが多いですが、茜染めと栗染めのソックスのセットは販売中なのでお知らせします。

オーガニックコットンのソックスをひとつひとつ手染めしてつくった商品です。
肉厚ソックスなのであたたかく、ルームソックスとしても、おでかけの際の差し色としてもかわいいです。わたしも愛用中!

今回は染めむらのできてしまったソックスをお得なお値段で販売しております。
リブの内側など、染まりづらい部分に白のこりがありますが、それ以外はふつうのソックスと変わりません。

なるべく薬品にたよらずに染めているので、どうしてもできてしまうムラ…
完全にふせぐことはできませんが、製品チェックをして上出来だったものを一般販売用にしています。そして、チェックの際に比較的ムラの多かったものを今回販売しています。

写真のとおり、ぱっと見はとてもきれいに染まっていて、履いた時のリブの伸びたところに白のこりがあります。廃棄にはしたくないので、なるべくていねいに説明をして、お客様につかっていただければと思っています。てしごとの品々とおおらかに付き合っていただけるとうれしいです。

商品はこちらのページよりご覧ください。https://madokayuki.theshop.jp/items/38111729

祈るような時間。

2021年になりました。あいかわらず作業場にこもってちまちまと手を動かしています。

もともとインドアなこともあって外出できないことはあまり苦になりませんが、年を越した感覚があまりないのはいかがなものか。初詣したり初日の出を拝んだりしていないからかな?あの年始のぴりっと澄んだ空気を感じたい…

混雑のピークは過ぎただろうから、そろそろ出かけてみようと思います。
ご近所なんですけど、境内から瀬戸内海が見えて素敵な神社なんです。

年末のさいごの仕事として、刺し子の三点セットをつくりました。

kurumu(定番商品の封筒型ポーチ)2つとキーリングのセットです。

草木染の生地の全面に、リネン糸でステッチを入れています。ステッチを入れることで、適度な厚みのある丈夫な布になりました。

ミニサイズのほうは、せっかくの風合いをいかすために裏地はつかわず、内側を手縫いでまつってあります。ミシンでやれば一瞬なんですけど、ここは小さなこだわりです。

3点仕上げるのにはとても時間がかかります。

そのため定番商品にはできないのですが、年末のおたのしみセットとして数点のみ販売しました。

ちくちく。ストーブの前に座って黙々と手を動かす時間。
こんなご時世なので静かな年末年始でしたが、私にとってはこの作業こそが、自分をリセットするための大切な時間になりました。

来年もまた何かのかたちでお楽しみセットの企画ができればいいなと思います。

コロナ禍で大変な1年でしたが、良いこともありました。

一番はこうしてものづくりを再開できたことです。

ずっと使っていなくて苔だらけになった船にのって、ようやく漕ぎ出した、そんなかんじの、私の人生においてかなり重要な年でした。

ブログやSNS、ショップを見てくださる人、作品を手にとってくださる人。たくさんの人に支えられていることを感じます。

本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

作業中はラジオを聴くことが多いのですが、すきなMCの方が「いいことがあったときは周りの人に少し返す」というようなことを言っていました。

わたしも少しずつですが、関わってくださる方に返していきたいです。
ていねいにつくって、喜んでもらう。自分にできることをこれからも。^^

茜染めのヘアバンド

久しぶりにヘアバンドをつくりました。

以前の商品はタイサンボク染め。今回はインド茜で染めました。

写真で草木染のいろやリネンガーゼの質感をお伝えすることが非常にむずかしいのですが…

色は黄みがかったあか、透け感のある素材なので光の加減によっても変化します。

植物をつかって染めていると、「いろ」はたくさんの色素が混ざり合ってできているのだな、というのがなんとなくわかります。色の素ですね。

自然の色の素を取り出して、人間が布にうつしてゆく。
つかう植物、季節、媒染剤、布の種類、つくる人によって、色がさまざまに変化する。
実験みたいでたのしい作業です。

この「ゆらぎ」を排していったのが、化学染料による技術革新だと思います。
大量生産を可能にするため研究を重ねたのではないでしょうか。

天然染料、化学染料、どちらにも良さがあります。
私が思うのは、化学染料を使う場合は「目的の色」が明確にあるのではないかということです。目的の色が先に決まっていて、それを目指す。

いっぽう自然相手だと、もう少しあいまいというか…。変化を楽しんだり、季節を感じたり、ときには方向転換したりと、すこし柔軟な考えで向き合う必要があるように思います。

どちらがいいとか悪いとかではなくて、私がこの方法を好んでいるというだけですね。効率は悪いですが、データをとったり試行錯誤を重ねたりと、日々勉強しています。なにより楽しんでつくっています。

そうそう、いろいろなシーンで使えるように幅広にデザインしているんです。
上の写真は折りたたまれていますが、じっさいはこの倍くらいの幅があります。

のばすと三角巾としてもつかえるので、おでかけだけでなくお掃除やお料理のときにもつかってもらえるとうれしいです。

https://madokayuki.theshop.jp/items/37442163

織りの副産物(pot mat)

ポットマットをつくりました。

ぽってりむっくりな見た目に、コットンのやわらかな肌触り。
栗染めの裏地も鮮やかで、つかっていて楽しい1枚です。

こちらは以前つくった手織りキルトポットマットと機能は同じですが、織りの副産物をつかってできているところがポイントです。

副産物とはどういうことかというと…

みなさまご存じのように、織物には必ずたて糸とよこ糸があります。
織機で布を織るときにまず準備するのがたて糸のほうです。

織る長さ分のたて糸を何百本も用意し、「ちきり」という丸太のような部品に巻き取り、織機にセッティングしていく、というのが一連の流れ。

セッティングの過程で、たて糸の織りはじめ・織りおわりの部分を織機に結ぶ作業があります。この結んでいる部分がわたしの言う「副産物」、織られずに残ってしまう部分です。

だいたい前後ともに50㎝ずつ、50㎝の糸の束が数百本あまってしまうのです。

これがもったいないな…と思っていまして。
でも、これに構っていると次の作業に障りますから、以前は心を鬼にして捨てていました。

ウェブショップを開いてからは、この短い糸を結んだものをラッピングに使用させていただくなどして、再利用していたのですが、これだけでは消費が追い付かずどんどんたまっていってしまう…(‘_’)

ということで編み出した(?)のが、このポットマットなのです。

今回はオーガニックコットンの糸を集めて制作しました。

そもそもこのオーガニックコットンの糸自体が、落ちわたを使って紡がれている糸。

その糸をつかって織ったのこりをさらに利用しているということは…

副産物の副産物?
なんて無駄がないんだ~。

今回は2点のみ制作しました。

https://madokayuki.theshop.jp/items/37421687


またのこり糸がたまったころに追加でつくりたいなぁと思います。

そうそう、ウラの布は栗染めのコットンリネンです。いい色。

ファッションや消費としてではなく、
ベーシックで長く使えるものを。

心から気に入ってそばに置きたいと思ってもらえるものをつくりたいなぁと思います。

茜染めのポーチ

きれいな茜色のポーチをつくったので、ぜひ見ていただきたいなぁと思います。

オーガニックコットンのkurumuを茜で染めたものです。

茜は古来より染料として利用されていて、日本でもなじみのある植物です。 赤い根の部分を利用するので「アカネ」と呼ばれます。

茜で染めた「緋(あけ)・緋色(緋色)」は黄みを帯びたあかいろ。ふかいふかい赤色はとても印象的です。

赤色を染められる自然由来の染料はわずかしかありません。
茜のほかには、コチニールと紅花が有名です。

ちなみに、青色を染められるのは藍のみです。(臭木やつゆ草などもありますがメジャーではないです。)

赤や青はとても貴重で、昔の人々はきっと、鮮やかな色を得るために試行錯誤したんだろうなぁと想像します。

そんなわけで、化学染料とはまた違った色味をお楽しみいただけるとうれしいです。https://madokayuki.theshop.jp/items/37132406

ポーチを染めるときに、リネンの布もいっしょに染めました。こちらもいい色!

タイサンボク染めのヘアバンドが完売しましたので、次は茜色バージョンを制作したいと思っています。

生地に余裕があれば、シンプルなハンカチなんかもつくりたいなぁ。

〈追記〉
茜染めのヘッドバンドをつくりました。
https://madokayuki.theshop.jp/items/37442163

無染色ヤクのストールができました。

ヤクの毛100%のストールができあがったのでお知らせします。
とてもいい仕上がりです!

前回のラムウールのストールに続いて、ヤクのストールをつくりました。
素朴で上品な仕上がり。薄手なのにあたたかいので真夏以外は使えます。
持っててよかった~と思っていただける、そしてシンプルなので長く使っていただける…そんな良き一枚となっております。

ヤクは、チベットの標高の高い地域を中心に生息しているウシ科の動物です。
おっきくて毛の長い牛なんですけど…「天空の城ラピュタ」でシータが村でお世話しているウシ。あれ、ヤクなんじゃないかなーと勝手に思っています。

細番手のヤクの毛糸を、無染色のまま使用しています。遠い国の動物のそのままの色。それだけで、なんかいいなって思います。

出来上がった布をさわって感嘆!
…なんと表現していいのやら。ほかのどの繊維ともちがう質感なのです。
和紙のようなさらっと感もあるし、シルクのようなぬめり感もある。
ほどよく毛羽がたっていて柔らかくもあり、巻くとじんわりあたたかい。

ウールの場合は織っている途中にたて糸が切れることがよくあるのですが、ヤクは切れにくいので扱いが楽でたすかりました。糸がとても丈夫みたいです。そんな特徴からの推測ですが、毛玉やひっかけ傷なども起こりにくいんじゃないかなと思います。

見た目はざっくりとナチュラルなのですがどことなく上品です。
無染色で手織りなところ、ヤクの毛の質感とほどよい光沢のおかげかなと思います。

やわらかいストールにするために、ゆっくりとやさしい力で織っていきます。
1時間で30㎝くらいしか織れないので、できあがりまでに数日かかってしまいました。

あまりに時間がかかるし、これでもし失敗していたら…と途中できもちが折れそうになったのですが、いいまきものができてほっとしました☺

お色は2色ご用意しています。
ダークブラウン https://madokayuki.theshop.jp/items/36880422
ブラウン https://madokayuki.theshop.jp/items/36880432 sold

ダークブラウンはたてよこを同じ糸で織っています。ココア色です。
ブラウンは、ダークブラウンとライトブラウンの糸をつかっています。

手織りでガーゼのように織ったあと洗いをかけているので、特有のしぼがあらわれています。くしゃくしゃの質感です。

とてもシンプルで、使うごとにやわらかくなじみます。
シーズンや流行にかかわらず、長年連れ添える布です。
ずっとこういうのつくっていきたいな。