台所の布をつくりたい。ほしい、から生まれたクロスたち。

キッチンクロスと自尊心

みなさまは、キッチンの布はどのようなものをお使いですか?
素材、サイズ、色。
こだわりがおありでしょうか。

わたしは自分が良いと思う白いクロスや手織りクロスをつくり販売し、自分でも使っています。そのほかのクロスを買って試すこともありますが、基本は自分の商品を使います。

今でこそこだわりを持っていますが、それまではキッチンまわりの布に苦労していました。気に入ったものになかなか出会えず、安価なものやいただきもののタオルなどで代用する日々。

どうせすぐ汚れるし、それで充分…と言い聞かせつつも、気に入ったものを使えないストレスがありました。消耗品だから何でもよいという思いと、毎日使うものだからこそこだわりたいという思い。どちらの気持ちもありました。「間に合わせのものを使う」という状態はいつしか常態化して(大げさかもしれませんが)私の自尊心は少しずつ削られていきました。

そんなわけで、madokakyukiとして活動を始めたときに、台所の布をつくることは私のための課題でした。きっかけは自分のためですが…よいクロスをつくってみなさまに届けることができれば、私のように憂鬱な気分でキッチンに立つ人が減るのではと思ったのです。

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ヤクの手織りストールと肩こりの話。

今年もヤクのストールを織りました。

本格的にmadokayukiとして活動をはじめて2度目の冬。今年も冬ストールはヤクです!

3種のヤクストール

チェック柄は今年の新作です。
無地もいいけどシンプルチェックもすてき〇

ブラウンとダークブラウンのストールについては前回の記事にも書きました。
どれもジーンズやブラックコートにさらっと羽織るとかっこいいです。

ヤクの織物の素材感がすき。
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柿渋染めのあづま袋と、布の変化を楽しむということ。

柿渋染めのあづま袋をつくりました。

倉敷の白いリネンをつかって仕立てた後、染めの作業へ。
ご覧の通り、1度の染めではほとんど色付かず。
ここから干して、染めてを繰り返すことで、濃い色に染めていきます。

7~8月は晴れの日が少なくタイミングも合わなかったので、9月の晴れた日を狙って作業しました。

柿渋染め1回目。

柿渋染めのしごとは、成果がとてもわかりやすいところが好きです。

染めを重ねれば重ねるだけ色が濃くなるので、見ていてたのしい。
ゆっくりと時間をかけて色を得ます。

あづま袋M 淡色

色はとどまっているのではなく、染めが終わった後も徐々に濃くなり、やがて退色へと向かいます。生き物みたい。

折り目や縫い目の部分など、染めむらが全体にあります。染めむらは、草木染や藍染めの商品よりも多いです。また、ほかの植物染めよりも生地も硬めになります。

見た目は使い込んだ革のようで、とてもかっこいいです。

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がら紡糸の布を織る。バッグの仕立てとがら紡糸のこと。

あっという間に秋。

毎日があっという間で、24時間ではとてもとても足りません。

時間の使い方が下手なだけな気もしますが…
まぁ、よく食べよく飲みよく寝ているのでよしとしましょう!

糊付けしたがら紡の糸。よく晴れた日に、広げて乾かしています。

以前仕上げたバッグの話。

たてよこにオーガニックコットンがら紡糸をつかったバッグを作りました。

先月できあがっていたのですが、紹介が遅くなりましたm(__)m

tucked bag (sold out)
square bag

上のタック入りのバッグは、肩にかけて使うタイプのもの。
内側とパッチには栗染めの布を合わせてアクセントにしました。

スクエアバッグのほうは、持ち手が一体型になっています。
シンプルな形なので、よりコーディネートしやすいと思います。
こちらはオーガニックコットン100%です。

どちらのバッグもやさしい雰囲気でおどろくほど軽い!

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手織りのポットマットと素材のこと。

かねてよりSNS等で告知していたイベントに、ポットマットを出品しました。

creemaというクラフト作品があつまるサイトのオンラインイベントの、遠州織物の布の耳をつかった作品募集でした。

イベントについての詳細はこちら。

画像はcreemaのサイトより

布の耳はフリフリの糸のような素材。工場で布を織るさいに一緒に織られる布の端の部分で、通常は工場でカットされ捨てられているそうなので、お目にかかるのは初めてでした^^

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柿渋染めのリネンショールのワイルドな魅力

2021年夏。コロナ禍や大雨でステイホームが続く毎日。

このところはやっと涼しくなってきて、虫の声も聞こえ始めました。彼岸花のつぼみがすっくと伸びています。

来年の今ごろは、身軽におでかけできてるといいな~と思いつつこのブログを書いています。

晴れの国おかやまも長雨つづきで、洗濯物が乾かないし髪の毛は爆発するしでいろいろと困るのですが、一番困るのは染め物作業が滞ること…!

貴重な晴れの日には大忙し。柿渋染めをしてせっせと干しました。

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藍染めポーチの織り~仕立て。

藍色の布を織って、定番のポーチ「kurumu」をつくりました。

2種類の藍染め手織りポーチ

《前回の記事》
経糸(たていと)を準備しました。

できあがった布はこちら。

絣のように入った模様(麻糸の節)が美しいです。

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はぎれから生まれた白いパッチワークのポーチ

定番商品の封筒型のポーチ kurumu(くるむ)、新作は白いパッチワークです◎

kurumu #34 (左)kurumu #33 (右)

手織り布、国産布

生成り、草木染め

ミシンキルト

オーガニックコットン、リネン

シンプルな中にいろいろな要素が詰め込まれたポーチです。

サイズは幅17㎝。

ふだんより少しだけ大きなサイズなので、
ポストカードもぴったり入ります。

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本藍染めのリネンハンカチ。素敵に仕上がっています。

みなさまこんにちは。

あの、手織りのリネンハンカチ藍染ver.ができてるんです。でも、高級なんです。見てもらえますか…

細番手のリネン糸を手織りし、仕立てた後、藍で後染めしています。

藍は他商品と同じく本藍染めです。

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藍染めのリネンショール

定番の国産リネンショールに、藍染めバージョンが仲間入り。

落ち着いたカラーで大判なので、使い勝手もよいし、年中使える素材感です。

おしりかくれるサイズ💛

写真はラフな服装に合わせていますが、ワンピースやお着物、メンズのコーディネートにつかうのもすてきです。

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手織りバッグと南米土産のはなし

オーガニックコットン手織りのバッグをつくりました。おもて・うらともにオーガニックコットン製。紐も同糸の手織りです。素敵に仕上がっています!

デザインは3つ。

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