2月もあっという間に後半。寒い日が続いていて、東日本の雪の予報を多く耳にします。
倉敷は積雪がめったになく、今年は粉雪が数度舞った程度でした。数センチでも積もるのは10年に一度くらいでしょうか。そのときには町中大パニックになります(;^_^A
もう少し続きそうな寒い時期と、春にむけて。
あかるい色のストールを2本織りました。
2月もあっという間に後半。寒い日が続いていて、東日本の雪の予報を多く耳にします。
倉敷は積雪がめったになく、今年は粉雪が数度舞った程度でした。数センチでも積もるのは10年に一度くらいでしょうか。そのときには町中大パニックになります(;^_^A
もう少し続きそうな寒い時期と、春にむけて。
あかるい色のストールを2本織りました。
今日はポーチについて。
バッグの中やおうちの整理整頓になくてはならないもの、pouch!
私も布を織ってはポーチを仕立てています。
定番でつくっているのはこちらの2種類のかたち。どちらも封筒型のポーチです。
ファスナーのポーチや巾着もたま~につくるのですが、メインはこの形。
大きな方は一般的には「数寄屋袋」とよばれ、茶道のバッグとして使われたりします。クラッチバッグやタブレットケースとしても使えるべんりなポーチです。
写真のように、A5サイズのノートが入ります。
小さな方は紐付きのタイプです。三徳袋と呼ばれているらしい?です。
ものの形にフィットして使えるののでポーチの中身が安定しますし、使わないときはロール状にコンパクトにまとめておくこともできます。通帳が入るサイズです。
続きを読む 定番のポーチたち_三徳袋と数寄屋袋。2022年のはじまりは、染めものから〇
2021年の暮れは、ぎりぎりまで制作と事務仕事に追われていて、いつもながらバタバタと年越し。このところの感染拡大もあって、親せきや友人の集まりもなかったので、少しゆっくりしようと決めたお正月。
本や映画でも…と思っていたのですが。
気づいたら、元旦からさっそく染めていました。
栗の皮をつかった染め。大きな鍋で、ラムウールの糸をぐつぐつ。
秋に収穫した大きな栗をつかって栗きんとんと栗の渋皮煮をつくったので、このときの鬼皮をつかいました。なんだろう…植物の皮とか殻とかって、もはや材料にしか見えない。職業病かな^^
続きを読む やさしい色のストールを織っています。―栗染めとコチニール染めみなさまは、キッチンの布はどのようなものをお使いですか?
素材、サイズ、色。
こだわりがおありでしょうか。
わたしは自分が良いと思う白いクロスや手織りクロスをつくり販売し、自分でも使っています。そのほかのクロスを買って試すこともありますが、基本は自分の商品を使います。
今でこそこだわりを持っていますが、それまではキッチンまわりの布に苦労していました。気に入ったものになかなか出会えず、安価なものやいただきもののタオルなどで代用する日々。
どうせすぐ汚れるし、それで充分…と言い聞かせつつも、気に入ったものを使えないストレスがありました。消耗品だから何でもよいという思いと、毎日使うものだからこそこだわりたいという思い。どちらの気持ちもありました。「間に合わせのものを使う」という状態はいつしか常態化して(大げさかもしれませんが)私の自尊心は少しずつ削られていきました。
そんなわけで、madokakyukiとして活動を始めたときに、台所の布をつくることは私のための課題でした。きっかけは自分のためですが…よいクロスをつくってみなさまに届けることができれば、私のように憂鬱な気分でキッチンに立つ人が減るのではと思ったのです。
続きを読む 台所の布をつくりたい。ほしい、から生まれたクロスたち。作品をお届けしたときにいただくレビューやご感想など、リアクションをいただけるのは本当にうれしいです。感想やレビューなどは別に書かなくてもいいものなので、わざわざ時間をつかって書いてくださっているということ。で、多くの場合は制作している私のため、購入を検討している誰かのため、つまり「自分以外の人のため」なのですね。めちゃくちゃやさしい世界じゃないですか…。ほんと、ありがたい。
なかには「届いたよ!」「こんな風に使っています!」と写真を送ってくださる方もいます。お届けから数カ月ののち使用感について送ってくださる方も。どれもうれしいです。
もちろんレビューは任意ですので、なくても気にしていません(届いたかな?というのは気になりますが)。気に入ってもらえていたらいいなぁとはもちろん考えます^^
そのほかに、商品についての問い合わせをいただくことも増えてきました。
内容は、再販依頼やオーダーについてのご相談など。こちらもとてもありがたいです。
このごろはヤクのストールを織りながら、オーダー品の制作をしておりました。
制作物についてすこしだけ紹介させてください。
今年もヤクのストールを織りました。
本格的にmadokayukiとして活動をはじめて2度目の冬。今年も冬ストールはヤクです!
チェック柄は今年の新作です。
無地もいいけどシンプルチェックもすてき〇
ブラウンとダークブラウンのストールについては前回の記事にも書きました。
どれもジーンズやブラックコートにさらっと羽織るとかっこいいです。
柿渋染めのあづま袋をつくりました。
倉敷の白いリネンをつかって仕立てた後、染めの作業へ。
ご覧の通り、1度の染めではほとんど色付かず。
ここから干して、染めてを繰り返すことで、濃い色に染めていきます。
7~8月は晴れの日が少なくタイミングも合わなかったので、9月の晴れた日を狙って作業しました。
柿渋染めのしごとは、成果がとてもわかりやすいところが好きです。
染めを重ねれば重ねるだけ色が濃くなるので、見ていてたのしい。
ゆっくりと時間をかけて色を得ます。
色はとどまっているのではなく、染めが終わった後も徐々に濃くなり、やがて退色へと向かいます。生き物みたい。
折り目や縫い目の部分など、染めむらが全体にあります。染めむらは、草木染や藍染めの商品よりも多いです。また、ほかの植物染めよりも生地も硬めになります。
見た目は使い込んだ革のようで、とてもかっこいいです。
続きを読む 柿渋染めのあづま袋と、布の変化を楽しむということ。あっという間に秋。
毎日があっという間で、24時間ではとてもとても足りません。
時間の使い方が下手なだけな気もしますが…
まぁ、よく食べよく飲みよく寝ているのでよしとしましょう!
以前仕上げたバッグの話。
たてよこにオーガニックコットンがら紡糸をつかったバッグを作りました。
先月できあがっていたのですが、紹介が遅くなりましたm(__)m
上のタック入りのバッグは、肩にかけて使うタイプのもの。
内側とパッチには栗染めの布を合わせてアクセントにしました。
スクエアバッグのほうは、持ち手が一体型になっています。
シンプルな形なので、よりコーディネートしやすいと思います。
こちらはオーガニックコットン100%です。
どちらのバッグもやさしい雰囲気でおどろくほど軽い!
続きを読む がら紡糸の布を織る。バッグの仕立てとがら紡糸のこと。かねてよりSNS等で告知していたイベントに、ポットマットを出品しました。
creemaというクラフト作品があつまるサイトのオンラインイベントの、遠州織物の布の耳をつかった作品募集でした。
布の耳はフリフリの糸のような素材。工場で布を織るさいに一緒に織られる布の端の部分で、通常は工場でカットされ捨てられているそうなので、お目にかかるのは初めてでした^^
続きを読む 手織りのポットマットと素材のこと。2021年夏。コロナ禍や大雨でステイホームが続く毎日。
このところはやっと涼しくなってきて、虫の声も聞こえ始めました。彼岸花のつぼみがすっくと伸びています。
来年の今ごろは、身軽におでかけできてるといいな~と思いつつこのブログを書いています。
晴れの国おかやまも長雨つづきで、洗濯物が乾かないし髪の毛は爆発するしでいろいろと困るのですが、一番困るのは染め物作業が滞ること…!
貴重な晴れの日には大忙し。柿渋染めをしてせっせと干しました。
続きを読む 柿渋染めのリネンショールのワイルドな魅力藍色の布を織って、定番のポーチ「kurumu」をつくりました。
《前回の記事》
経糸(たていと)を準備しました。
できあがった布はこちら。
絣のように入った模様(麻糸の節)が美しいです。
続きを読む 藍染めポーチの織り~仕立て。定番商品の封筒型のポーチ kurumu(くるむ)、新作は白いパッチワークです◎
手織り布、国産布
生成り、草木染め
ミシンキルト
オーガニックコットン、リネン
シンプルな中にいろいろな要素が詰め込まれたポーチです。
サイズは幅17㎝。
ふだんより少しだけ大きなサイズなので、
ポストカードもぴったり入ります。